2024年06月23日
2024年06月23日
1-18 天へ還った父
2017年6月で父が亡くなって丸3年が経った。
父は下手の横好き?で植木いじりが好きだった。独学でと言えば聞こえは良いが、好き勝手にあちこちから石を拾ってきては、何かの植物の根っこを植え付け育てていた。
そんな中の一つに、軽石に蘭を根付かせたことがある。茎は出たものの、何年経っても花が咲くことはなく、屋外に放置のままだった。そんな蘭に蕾が付いたのは、5月のことだ。最初は一輪だったものが、次々に開花したのだから、まさに奇跡!?だ。
そんな折、父が朝方夢に出てきた。
「これまで引っ越さずにいてくれてありがとう。もう行くからいつ引っ越しても良いよ」と。
この当時我が家は2階建てのテラスハウスに住んでいたが、寝室が2階にあり、足元が不自由になった母が2階に上がるのが厳しくなっていたため、引っ越しを考えていたが、踏ん切りが付かずにいた。
そんな時、父が夢に出てきたのと、放置状態で何の手入れもしなかった蘭が咲いたことで、これで父も安心してあちらの世界に還るのだな…と得心した。
父の3年祭を終えた後、本格的に引っ越しに向けた準備を始めることとなった。

※父が拾ってきた軽石に根付かせた蘭。
余談:食いしん坊の父は亡くなってからもしょっちゅう夢に出てきては「あれが食べたい、これが食べたい!」とご所望だったので、その度に遺影に供えていた。亡くなって1年ほどであまり出てこなくなり、3年目になるとほぼ出てこなくなっていたが、久しぶりに現れた父は、天国行きの切符を手にする前の修行を終えたからなのか?晴れ晴れとした顔で現れたのだった。
人は肉体を離れても魂は生き通しなので、父の魂が現れると生きている時同様に認識出来ていた。
父は下手の横好き?で植木いじりが好きだった。独学でと言えば聞こえは良いが、好き勝手にあちこちから石を拾ってきては、何かの植物の根っこを植え付け育てていた。
そんな中の一つに、軽石に蘭を根付かせたことがある。茎は出たものの、何年経っても花が咲くことはなく、屋外に放置のままだった。そんな蘭に蕾が付いたのは、5月のことだ。最初は一輪だったものが、次々に開花したのだから、まさに奇跡!?だ。
そんな折、父が朝方夢に出てきた。
「これまで引っ越さずにいてくれてありがとう。もう行くからいつ引っ越しても良いよ」と。
この当時我が家は2階建てのテラスハウスに住んでいたが、寝室が2階にあり、足元が不自由になった母が2階に上がるのが厳しくなっていたため、引っ越しを考えていたが、踏ん切りが付かずにいた。
そんな時、父が夢に出てきたのと、放置状態で何の手入れもしなかった蘭が咲いたことで、これで父も安心してあちらの世界に還るのだな…と得心した。
父の3年祭を終えた後、本格的に引っ越しに向けた準備を始めることとなった。

※父が拾ってきた軽石に根付かせた蘭。
余談:食いしん坊の父は亡くなってからもしょっちゅう夢に出てきては「あれが食べたい、これが食べたい!」とご所望だったので、その度に遺影に供えていた。亡くなって1年ほどであまり出てこなくなり、3年目になるとほぼ出てこなくなっていたが、久しぶりに現れた父は、天国行きの切符を手にする前の修行を終えたからなのか?晴れ晴れとした顔で現れたのだった。
人は肉体を離れても魂は生き通しなので、父の魂が現れると生きている時同様に認識出来ていた。