2024年10月03日

2024年10月03日

3-39 救急搬送4(入院手続き、費用のこと)

2023年8月12日に母が敗血症で救急搬送され2週間の入院で無事に退院した。

私を含め、我が家は大きな病気をしたことが殆どないため、入院手続きにおいても不慣れだった。
父が80歳で慢性腎不全に罹患したことで、病院との付き合いが始まり、知らなかった世界を垣間見る機会が増えたものの、あれから10年近く経っていたので、昨今の事情には疎かった。

母が救急搬送された際、受付でまずは頭金を支払う必要があり(父の時もそうだったので、それについてはさほど驚かず)、近くのコンビニでお金を下ろして支払った。

入院時の寝間着や食事、身の回りのケアについてと、母の場合は紙オムツを利用するので、それについての説明もあった。

母が要介護3以上になってからは、行政から無料で紙おむつが提供されていたので、病院でもそうかと思いきや、それは甘い考えで、食事料金以上に高い値段で毎日おむつ代がかかることが分かった。ほぼ寝たきり老人で、おむつ交換といっても1日に1度か2度程度であろうに、この金額って…ぼったくりじゃん!!と思うものの、入院する以上は致し方ない。

使用枚数は上記程度ではあるものの、私の考えは、後に間違いであったことに気付くことになる。それは2度目の入院の際に分かるので、その時にまた書きたいと思う。

昔は入院する者の寝間着や生活必需品(ティッシュとかコップとか)も持参したが、今や全て病院側で用意してくれるので、着替えの洗濯の必要もないので、「手ぶらで銭湯」ならぬ「手ぶらで入院」状態だ。その分、支払い明細が長くなるのだが…。

そうは言っても、高額医療費に適用される「限度額適用・標準負担額減額認定証」なる印籠を持っていたので、思ったほど入院、諸費用は高くなかった。母の年齢では生命保険の加入も出来ないので、この印籠はとてもありがたかった。

とはいえ、病院での精算1カ月後頃にしれっと来た「紙おむつ費」の容赦ない請求書には度肝を抜かれた。マジか…と、思いながら振り込みを済ませた。

こうして入院期間中、姉と交代で毎日のように見舞いに行き、母の驚異的な快復力を目の当たりにした。

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