2-34 世帯分離2-36 畳の上では死ねない

2024年08月04日

2-35 ありがたいご縁3

要介護3の認定が下りたのは、2021年4月30日だった。それに伴いケアマネさんも要支援から要介護担当に変わった。

紹介された施設は宿泊が出来ないので、残念ながら次を探すことになったものの、ケアマネさんの持ち駒で他に宿泊が出来る施設がないことが判明した。ここで妥協してデイサービスだけを利用するのは、今後のことを考えるとやはり厳しいと感じた。

以前より気になっていた、朝ウォーキングの道中で見つけていた民間の施設があった。そこは建物も新しく、役所のホームページを見てもまだ掲載されておらず(民間施設でも役所のホームページには各施設が掲載されている)、その施設で話を聞いてみたいと思ったのでケアマネさんに相談したが、担当ではないとのことだった。

そこは、我が家から徒歩10分、自転車なら5分のところにあり近所でもある。さっそく施設に直接連絡を取り、母、姉を伴い見学に行った。
施設は建ってから1年ほどで、設備も新しく、宿泊可能でもある、とのこと。施設内の掃除も行き届き、清潔感もある。

おまけに!タイミングよくちょうどショートステイの枠が1つ空いている!と言うではないか!!ならばと、その場で即決した。
その施設の前を通るたびに何故か気になって仕方なかったのだが、思い切って問い合わせて良かった!というのが本音だ。

先のケアマネさんにはとても良くしてもらったものの、ショートステイが出来ないことを理由に、全てお断りすることにした。それでも、ケアマネさんはイヤな顔ひとつせず「希望に合うところが見つかって良かったですね!」と笑顔で次のケアマネさんへ引継ぎまでしてくださった。何て良い方なんだろう!!

新たな施設との出会いもありがたいことだが、介護に対する様々な知識を教示くださったうえ、次の施設への間も取り持ってくださったケアマネさんには感謝しかない。

こうして、母の新たな居場所が見つかった。

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240804


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