2024年08月19日
2-50 これも人生の回収?
これまで飲めなかったお酒を自ら所望した母の行動には驚かされたが、母の弱点というか、コンプレックスも一生変わらないのだな…と思うことがあった。
施設から戻って夕飯も終わりテレビを観ている時に、急に母が自分の鼻をつまんだ。
しかも、ず~~っとつまんでいる。
以前の記事にも書いたが、母も私も鼻が低い。私はそのことで幼少期にいじめられたことがあった。それを母に話すと「鼻がひきい(低い)でん、息が出来るき良かろうが!(九州弁)」と一喝され「はい、終了~!」となったことがある。
ずっと鼻をつまんだまま離さない母に「どうしたの?誰かに鼻が低いって言われた?」と聞くと、母は「施設で言われた」と言う。で、先のことを母に話すと、私をジロッと見ながらも鼻から手を離そうとしないので「洗濯ばさみでつまんでおく?」と冗談で言うと「うん!」と言う。マジか?と思いながらも洗濯ばさみを持ってくると、本当にそれで自分の鼻をつまもうとするではないか!
とはいえ、力がないので結局つまめないのだが…。
その後もずっと自分の鼻をつまんでいた母だったが、そのうちそのことも忘れたようで、気付けば鼻をつまんでいた手はテーブルに置かれていた。
母にとってコンプレックスを克服?することも、人生の回収?の一つなのかもしれない…と思わされた出来事だった。
今世は鼻が低かった。来世はクレオパトラのような鼻筋の通った美女?に生まれ変われるかもしれない…と、妄想しておこう。

※スフィンクスだって鼻が無くなっても堂々としている!見習おう!!
施設から戻って夕飯も終わりテレビを観ている時に、急に母が自分の鼻をつまんだ。
しかも、ず~~っとつまんでいる。
以前の記事にも書いたが、母も私も鼻が低い。私はそのことで幼少期にいじめられたことがあった。それを母に話すと「鼻がひきい(低い)でん、息が出来るき良かろうが!(九州弁)」と一喝され「はい、終了~!」となったことがある。
ずっと鼻をつまんだまま離さない母に「どうしたの?誰かに鼻が低いって言われた?」と聞くと、母は「施設で言われた」と言う。で、先のことを母に話すと、私をジロッと見ながらも鼻から手を離そうとしないので「洗濯ばさみでつまんでおく?」と冗談で言うと「うん!」と言う。マジか?と思いながらも洗濯ばさみを持ってくると、本当にそれで自分の鼻をつまもうとするではないか!
とはいえ、力がないので結局つまめないのだが…。
その後もずっと自分の鼻をつまんでいた母だったが、そのうちそのことも忘れたようで、気付けば鼻をつまんでいた手はテーブルに置かれていた。
母にとってコンプレックスを克服?することも、人生の回収?の一つなのかもしれない…と思わされた出来事だった。
今世は鼻が低かった。来世はクレオパトラのような鼻筋の通った美女?に生まれ変われるかもしれない…と、妄想しておこう。

※スフィンクスだって鼻が無くなっても堂々としている!見習おう!!