2024年08月27日
3-2 深夜のうらめしや~?
2022年1月末に母が施設で顔面から転倒した。怪我直後は施設に戻ってもらったが、その週末に帰宅した際、顔の腫れは少し引いたものの、青たんの範囲は顔半分くらい占めているため痛々しさは変わらず、ヒビの入った前歯はグラグラしており、母はそれをしきりに気にしていた。
前歯のこともあるので、その日の夕食はおかゆ系の流動食にし、噛まずに済むようなものを提供し、入浴介助後、就寝した。
深夜、顔の周囲に何か黒い影が覆いかぶさってきたのを感じ目を覚ますと、そこに口から血を垂らした母がいた。思わずギョッ!!としたが、どうやら前歯が取れてしまったようで、それを私に伝えようとしていた。
灯りを点けて対応しようと思い起き上がると、母は一度洗面所に一人で行き、抜けそうな歯を何とか始末しようとしていたらしく、廊下に点々と血の跡が付いていた。ひえ~~~、これって、ホラーじゃん!!とか思いながら、口から血を垂らした母を洗面所に連れていき、うがいをさせ、前歯の様子を見るとやはり歯が抜けていた。
相当気持ち悪かっただろうな~と思いながら、汚れた寝間着を着替えさせ、再び床に就いてもらった。
私の良いところなのか?悪いところなのか?こういうレアケースに遭遇すると、これって「ネタじゃん!?」と思ってしまう。通常ありえない展開には驚き、怖さが付き物だが、後で考えて見ると、こういうシチュエーションって滅多に味わえるものじゃないな…などと、つい客観的に考えてしまい、これさえも面白がってしまう不謹慎さがある。だが、これを周囲に話すと、なぜか笑いが巻き起こるのだ。母にしてみればネタにされて良い迷惑だろうが…。
それもこれも大事に至らなかったからではあるものの、予想外のアクシデントも楽しむくらいの心の余裕を持てたら良いのかも…と個人的には思っている。

前歯のこともあるので、その日の夕食はおかゆ系の流動食にし、噛まずに済むようなものを提供し、入浴介助後、就寝した。
深夜、顔の周囲に何か黒い影が覆いかぶさってきたのを感じ目を覚ますと、そこに口から血を垂らした母がいた。思わずギョッ!!としたが、どうやら前歯が取れてしまったようで、それを私に伝えようとしていた。
灯りを点けて対応しようと思い起き上がると、母は一度洗面所に一人で行き、抜けそうな歯を何とか始末しようとしていたらしく、廊下に点々と血の跡が付いていた。ひえ~~~、これって、ホラーじゃん!!とか思いながら、口から血を垂らした母を洗面所に連れていき、うがいをさせ、前歯の様子を見るとやはり歯が抜けていた。
相当気持ち悪かっただろうな~と思いながら、汚れた寝間着を着替えさせ、再び床に就いてもらった。
私の良いところなのか?悪いところなのか?こういうレアケースに遭遇すると、これって「ネタじゃん!?」と思ってしまう。通常ありえない展開には驚き、怖さが付き物だが、後で考えて見ると、こういうシチュエーションって滅多に味わえるものじゃないな…などと、つい客観的に考えてしまい、これさえも面白がってしまう不謹慎さがある。だが、これを周囲に話すと、なぜか笑いが巻き起こるのだ。母にしてみればネタにされて良い迷惑だろうが…。
それもこれも大事に至らなかったからではあるものの、予想外のアクシデントも楽しむくらいの心の余裕を持てたら良いのかも…と個人的には思っている。
