2024年08月28日
3-3 私の知らない母
2022年3月になると母は91歳を迎える。この年の母の誕生日前後は、私だけが兄宅へ行き、兄が育った島を訪ねることになった。
末っ子の私には兄、姉がおり、私の知らない母の若かりし頃の生活を訪ねてみたいと思ったのがきっかけで、兄に相談し、連れて行ってもらうことになった。
兄が育った場所はある島だが、そこに母は嫁ぎ、慣れない暮らしをしていたそうだ。実際に住んでいた家にもお邪魔させてもらい、親戚の方にも会うことが出来たし、その暮らしぶりを聞き、母が歩いたであろう場所を私も歩いた。
兄が持っている幼少期の写真なども見せてもらい、皆で懐かしいね~などと話しながら、母の青春時代を垣間見ることが出来た。若い頃の母は私の姉にそっくり!で、びっくりした。ということは、姉も歳を経たら母のようになるのかも?と想像した。
私が母から生まれてずっと一緒にいた(数年離れていた時期もある)ものの、それ以前の母のことはほぼ何も知らなかったので、兄にいろいろ話を聞かせてもらった。それを知ることで、母の人生を想像出来たし、最期を迎えるにあたって準備すべきことも見えてきた。
自身のことだって自分で分からないことはあるのだから、親の知らない面があるのは当然だろう。それらを一つでも多く知り、理解することは、今後の家族の在り方にも何がしかの影響を与えていくのではないか…と思えた出来事だった。

※母と幼少期の兄が住んでいた島からの風景
末っ子の私には兄、姉がおり、私の知らない母の若かりし頃の生活を訪ねてみたいと思ったのがきっかけで、兄に相談し、連れて行ってもらうことになった。
兄が育った場所はある島だが、そこに母は嫁ぎ、慣れない暮らしをしていたそうだ。実際に住んでいた家にもお邪魔させてもらい、親戚の方にも会うことが出来たし、その暮らしぶりを聞き、母が歩いたであろう場所を私も歩いた。
兄が持っている幼少期の写真なども見せてもらい、皆で懐かしいね~などと話しながら、母の青春時代を垣間見ることが出来た。若い頃の母は私の姉にそっくり!で、びっくりした。ということは、姉も歳を経たら母のようになるのかも?と想像した。
私が母から生まれてずっと一緒にいた(数年離れていた時期もある)ものの、それ以前の母のことはほぼ何も知らなかったので、兄にいろいろ話を聞かせてもらった。それを知ることで、母の人生を想像出来たし、最期を迎えるにあたって準備すべきことも見えてきた。
自身のことだって自分で分からないことはあるのだから、親の知らない面があるのは当然だろう。それらを一つでも多く知り、理解することは、今後の家族の在り方にも何がしかの影響を与えていくのではないか…と思えた出来事だった。

※母と幼少期の兄が住んでいた島からの風景
この記事へのコメント
1. Posted by coco 2024年08月28日 07:26

2. Posted by エンジ 2024年08月29日 07:25
>>1
いつもご愛読、ありがとうございます!!
いつもご愛読、ありがとうございます!!