3-13 施設での様子33-15 施設での様子5

2024年09月08日

3-14 施設での様子4

母が特養に入所して3カ月目に入った2022年7月、施設には慣れてきたものの、日に日に足腰は衰え始め、とうとう施設内で転倒した。

1件目は転倒ではないが、夜間帯、母がベッドから出てフロアに現れたそうで、その際、ベッドのセンサーが動作しなかったと報告があった。スタッフが確認すると、センサーの電源は入っていたそうだが、センサー自体がずれていた可能性があり、起き出したことを感知出来なかったのではないか?とのことで、センサーの位置を確認し、再発防止に努めるとあった。

7月下旬、夜間帯にトイレに起き、排せつ後居室に戻ろうとした際に、母がよろけしてしまい、スタッフが支えきれず尻もちをついてしまった、との報告があった。事故後の外傷は見られないものの、夜間の歩行は不安定なため、居室にポータブルトイレを置くことになり、最初は母がそれを拒否することもあったそうだが、そのうち使用するようになっていったと記されていた。

歩けなくなっても、排せつ行為を部屋でするのではなく、トイレに行きたいという思いが消えないことはスゴイことだと思うと同時に、そうしたくても出来ない、居室で用を足さざるを得ない状況に陥ることのジレンマを報告書から読み取ることが出来た。

こうして事故がある度に施設から電話や書面で報告をもらっている。
事故が起きることは想定内だし、それを責めるつもりは毛頭ない。家族が出来ない介護を担っていただいているのだから、報告さえしてくれれば十分だし、その後のケアもお願いします、といつも伝えていた。

こういうことがある度に、きちんとした対応をしてくださるこの施設に入所出来て良かったと、いつも思っていた。

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