2024年09月09日
3-15 施設での様子5
特養での食事内容は相変わらず栄養バランス良く、季節に合わせた食材で調理されたものや、暑さ寒さに合わせて温かいもの、冷たい(といってもキンキンに冷えているわけではない)ものが提供されている。
8月には納涼献立なるものが振舞われ、ちょっとした夏祭り気分も味わえるようになっている。また、暑い最中ということもあってか?吉野家特製牛丼まで提供されていた。入所者が飽きないよう、工夫が凝らされていることが分かる。
家で介護している時からだが、母は美味しいものならいくらでも食べるし、私より食べてる?と思うほどでも体重は減少傾向にあった。母より食べない私は肥える一方、食べる母は痩せていく一方、何かおかしくないか?
施設に入ってからも日々の食事はおおむね完食していたが、体重が減り続けているそうで、8月から補助食品として通常の食事プラス、栄養ゼリーも提供されることになったと報告書にあった。
人間の本能として食欲は生きる源であるものの、母の肉体は確実に最期に向かうべく、摂取した栄養を吸収しないように日々お育ちになっていることが分かる。これは健全なお育ちだ。それでも、施設側にすれば痩せないようにと工夫してくださることは、違う側面から見ればありがたいことだ。
母は多くの方達に支えられ、最期に向かって少しずつ緩やかに歩みを進めており、それは遠い未来ではないことも予測できる。
こうして私達家族は、その日を覚悟する時間を与えてもらっているのだとも思った。
【関連記事】3-11 施設での様子1/3-12 施設での様子2/3-13 施設での様子3/3-14 施設での様子4

8月には納涼献立なるものが振舞われ、ちょっとした夏祭り気分も味わえるようになっている。また、暑い最中ということもあってか?吉野家特製牛丼まで提供されていた。入所者が飽きないよう、工夫が凝らされていることが分かる。
家で介護している時からだが、母は美味しいものならいくらでも食べるし、私より食べてる?と思うほどでも体重は減少傾向にあった。母より食べない私は肥える一方、食べる母は痩せていく一方、何かおかしくないか?
施設に入ってからも日々の食事はおおむね完食していたが、体重が減り続けているそうで、8月から補助食品として通常の食事プラス、栄養ゼリーも提供されることになったと報告書にあった。
人間の本能として食欲は生きる源であるものの、母の肉体は確実に最期に向かうべく、摂取した栄養を吸収しないように日々お育ちになっていることが分かる。これは健全なお育ちだ。それでも、施設側にすれば痩せないようにと工夫してくださることは、違う側面から見ればありがたいことだ。
母は多くの方達に支えられ、最期に向かって少しずつ緩やかに歩みを進めており、それは遠い未来ではないことも予測できる。
こうして私達家族は、その日を覚悟する時間を与えてもらっているのだとも思った。
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