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2024年09月10日

3-16 施設での様子6

母が特養に入所して4カ月目の8月は転倒、ケガ、発熱もなく、健やかに過ごせており、この頃には、周囲の方ともだいぶ打ち解け、自分から挨拶したり、話しかけたりするようになっていたそうだ。

9月は転倒が1件と、ヒヤリハットが続いた。ベッドのセンサーが動作しないことが増え、母が起き出してもスタッフが気付かないことがあったため、センサーを修理に出し、その後は正常に動作しているとのことだった。

転倒は母が勝手に起きだし、廊下で四つん這いになっていたところをスタッフに発見され、事なきを得たとのこと。その際センサーのスイッチが切られていたので、恐らく母が切ったのではないか?とあった。
センサースイッチについても、巡回時に確認しているそうなので、間違いなく?母の仕業と思われる、と言っても本人は無意識だと思うが、夜中にスタッフに迷惑をかけたくない、という思いが、そういう行動を起こさせたのかもしれない。
結果的に更なる手間をかけてしまうのだが、そこまで考えが及ばないのはある意味仕方がない。そもそも好き好んで迷惑をかけたいとは思っていない気持ちは汲んであげたい。

この月の外出時、施設から車椅子に乗って現れた母は、見たことのない服を着ていたので「あら~、お友達の服着てるの~?」と私は冗談めかして母に話すと、スタッフが「申し訳ありません!」と平謝りされるので「いやいや、入所者の方も多いし、間違いはあるわよ~!それより、この服の持ち主に返してあげてね」と話した。

普段の洗濯物については、施設に一任しており、障碍者施設で一括して洗濯してもらっている。
希望があれば家族が引き取り、自宅で洗濯することも可能だが、その手間と時間を割くのが厳しかったので、施設にお願いしていた。

そのため、母の持ち物には漏れなく名前も書いていたが、入所者の人数を思えばそういう間違いがあることも想定内だ。服を着るというより、着させられている母にしてみれば、もはや自分の服なのか、他人様のものなのかの区別は付かないのだから、ある意味そういう状況であることはむしろ幸いかもしれない。

施設にお願いした以上はそういうこともご愛嬌くらいの気持ちでいるほうが、お互い楽に付き合っていけると思っている。

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240910


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