3-45 施設での様子193-47 最後の時2

2024年10月10日

3-46 施設での様子20+最後の時1

2023年12月に入ると、毎日37~38℃の発熱があり、日中も夜間もほぼ眠っている母だった。
目が覚めた時にはスタッフが声かけをすると微笑むこともあるものの、夜間の眠りは相当に深く、夜中のトイレに起きることも無くなった。

余談だが、母は紙おむつをしているが、自宅にいる時から、そこに排尿したことはほぼない。施設に入ってからもそれは変わらず、最後の最後まで、介助がありながらも、トイレで用を足していた。紙おむつは予防のために履いているだけで、それが漏れることは一度もなかった。足腰が立たなくても、最後までおむつで用を足すことを、本能が拒んでいたのだろうか?母の強い意志を感じた。

食事については平均して6割程度食べていたが、食べない理由を聞くと「こぼして汚したくない」「御飯は冷めると美味しくない」と話したそうだ。コアラのように?ほぼ1日中眠っていても、覚醒している時には、現状を認識し、イヤだと思うことを伝える力がまだあったのか…と、報告書を読んで驚いた。

入浴については週2回行っているものの、発熱時は清拭と着替えのみとなっていた。

こんな状況のため、12月の母の外出は厳しいとのことだったので、10日に姉と施設に面会に行った。
施設のレクレーションルームで15分だけの面会だった。その時、母の手足がパンパンになっていたので、少しでもむくみが緩和されるよう、母に話しかけながら、姉と二人でさすった。

母の意識は半分ここには無い様子だったが、姉と私が話すことを何となく分かっているふうでもあった。面会時間が過ぎたので、母に手を振り施設を後にした。

翌11日、朝6時半に母が嘔吐した。
午前中、施設医から肺炎の診断が下り、8月に入院した病院に救急搬送されることになった。

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