原動力

2024年11月10日

5-10 Chapter5の振り返り

本ブログを書き始めるまでには、多くの葛藤や逡巡があった。
母の介護を主軸とした事柄を書くとはいえ、家族のことや、私自身の本音をさらけ出すことには勇気が必要だった。

母を見送った後も、事務的な処理は続くうえ、日常の仕事もある。多忙さは変わらず、やるべきことに忙殺される日々のなか、心に一滴の潤いを与えてくれたのが、ドラマ「君の花になる」であり、8LOOM(ブルーム)が活躍する姿だった。

一見、華々しいだけの世界に見えるが、彼ら一人一人の心の内を覗いた時、抱える事柄は異なるものの、その役目を果たすために精進する姿は、私が悩み苦しんだそれと同じなのだと気付かされた。
当時20代前半、なかには10代のメンバーもいたが、彼らの理想と現実とのギャップ、想定外の出来事、現状を受け止め、叶えたい夢に向かって邁進する姿には頭が下がった。

直接彼らに会ったわけではないが、画面越しに考えさせられることが多いうえに、私の心の清涼剤となり、未来に向かうための起爆剤になっていたことは間違いない。

そんな彼らを応援したい気持ちと、推し活を通した社会の現状を把握し、文明の力(SNS等)にも触れ、私の世界は大きく広がった。昔から慣れ親しんだ事柄も大切だが、新たなものに触れること、それを取り入れることは更に大切なことだ。

推し活と言えば、何だかチャラチャラしたイメージが付きまといがちだが、自身にとって大きな糧となり、明日からまた頑張れる活力となるのだから、これほど凄いパワーはそうそうないだろう。

人により原動力は様々であり、私にとっては8LOOM(ブルーム)がそれであったし、この縁がさらに広がっていき、新しい世界がより良いものになっていけたらと切望している。

Chapter5では、私がこのブログを書き始めるまでのこと、その原動力、未来の展望を書いてきた。

明日は最終回です。

241110


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